凝固的金黄色,散发淡淡紫色的墨汁,加上“沙沙”的书写声,将空间变得淫靡却又优雅。
“月少爷求你不要再惩罚了”
怜一发出虚弱而无奈的祈求,月不会原谅他,也不想停止惩罚。
“只是这样,就想结束”
细长的眼睛挑起,月喜欢刻意卡断的说话方式,因为他的声音本就有涩情的韵味,如此断裂,更显晴色。
“可是我真得已经已经差不多快快不行了啊啊哈我”
月当然知道在他腿上书写会给他的身体带来怎样的刺激,毛笔的刷动,手腕的动作,都能将他的身体刺激。
何况,自己书写的文字,也有讽刺他的意思。
而用丝绢包裹他的行为,更是将他的身体逼到了极点。
月喜欢这种悠然自得的逼迫,怜一曾对刚刚知晓快乐的韵味的自己做过同样性质的事情,所以,他必须接受惩罚
“我再写一段话,就将你松开。”
月给他一个吻,怜一贪婪地咬住他的舌头,两人的舌头胶合着,分开时,舌尖有晶亮的丝线相连。
“月少爷可以让我快些快些得到满足吗”
怜一的眼泪快要流出了,月心满意足地弄着他的胸前,也给出并不会兑现的诺言。
“等我写完了这段话,就让你满足。”
“嗯啊哈嗯”
呻吟着,怜一接受了。
这一次,月书写的是清少纳言记录的一段男女偷欢后分别的早晨。
蛇之婬 第十章 人体书法下20090521 19:41:02标签耽美 蛇之婬分类蛇之婬
“七月ばかり、いみじくあつければ、よろづの所あけながら夜もあかすに、月のころは寐起きて見いだすもいをか。闇もまたをか。有明はたいもろかなり。
いつややかなる板の端近う、あざやかなる疊一枚かりめにうち敷きて、三尺の兒帳、奧のかたに押やりたるぞあぢきなき。端にこ立つべけれ、奧のうろめたからよ。
人は出でにけるなるべ。薄色のうらい濃くて、うへは少かへりたるならずは、濃き綾のつややかなるが、いたくはなえぬを、からこめてひき著てぞねためる。香染のひへ、紅のこまやかなるすずの袴の、腰い長く衣の下よりひかれたるも、まだ解けながらなめり。傍のかたに發のうちたたなはりてゆららかなるほど、長き推はかられたるに、又いづこよりにかあら、朝ぼらけのいみじう霧滿ちたるに、二藍の指貫、あるかなきかの香染の狩衣、白きすず、紅のいつややかなるうちぎぬの、霧にいたくめりたるをぬぎ垂れて、鬢の少くだみたれば、烏帽子の押入れられたるけきもどけなく見ゆ。
朝顏の露落ちぬさきに文書かて、道のほども心もなく、の下草など口ずさびて、わがかたへ行くに、格子のあがりたれば、禦簾のばをいささかあげて見るに、起きていぬら人もをか。露をあはれ思にや、ば見たれば、枕がみのかたに、樸に紫の紙はりたる扇、ひろごりながらあり。檀紙の疊紙のほやかなるが、花か紅か、少にほひうつりたるも兒帳のもに散りぼひたる。
人のけはひあれば、衣の中より見るに、うち笑みて長押にかかりゐたれば、はぢなどする人にはあらねど、うちくべき心ばへにもあらぬに、ねたうも見えぬるかな思。こよなき名殘の禦あさいかなて、簾の中に半ばかり入りたれば、露よりさきなる人のもどかさにいら。をかき事りたてて書くべきにあらねど、かく言ひかはすけきどもにくからず。
枕がみなる扇を、我もちたるてよびてかき寄するが、あまり近う寄りくるにや心きめきせられて、今少引き入らるる。取りて見などて、疎くぼたる事などうちかすめ恨みなどするに、あかうなりて、人の聲、日もさ出でぬべ。霧の絕間見えぬほどに急ぎつる文も、たゆみぬるこうろめたけれ。
でぬる人も、いつの程にか見えて、萩の露ながらあるにつけてあれど、えさ出でず。香のかのいみじうめたる匂いをか。あまりはたなき程になれば、立ち出でて、わがきつる處もかくや思ひやらるるもをかかりぬべ。”
月是故意的。
如此长的篇幅,写在腿上,自然,必须将字写得很小。
月要怜一将腿竖起,怜一羞红着脸,顺应他的心思,这样做了。
于是月开始书写。
写到“女人穿了香染的单衣,浓红生绢的裤腰带很长的,在盖着的衣服底下拖着,大概还是以前解开的”的时候,月停顿了。
“怜一,你有没有想到其他的一些东西”
“啊我”
怜一的回答也是含糊不清,月用笔杆敲打被丝绢包裹的部分,那里很有存在,已经胀满了。
再看怜一,果然,怜一的眼角,盈满泪水。
“在早晨雾气很重的当中,穿着二蓝的裤子,若有若无的颜色的香染的狩衣,白的生绢的单衣,红